失敗は成功のもと

大学院の自習問題の解答が一部送られてきました。通信指導の結果もそろそろですね。


最近は、説教臭くなってきた当ブログですが(最初から?)、きょうは、なかなか行動にうつさない新人さんのことをお話しします。


なかなか行動にうつさないと言いましたが、職場の新人さんは、あるミッションを与えられたときに、
「どうしたらよいのでしょうか?」
「それで失敗したら、どうしたらよいのでしょうか?」
「さらにそれで失敗したら、(repeat)」
のくり返しで、なかなか行動しようとしません。


最小のリスクで物事をすすめたい、あわよくば、頭で考えてやらずに済ませたい、という気持ちも分かるのですが、まったく経験がないことであれば、まずは行動してみて当たりを付けて、さらに次のステップを考えるというのが必要になってきます。でないと、いつまでも独り立ちできません。


しかも悪いことに、その新人さんは失敗すると、
「誰それさんから教えられた方法でやってみたら失敗した」
と、責任転嫁をし、他の人に、
「どうしたらよいのでしょうか?」
「それで失敗したら、どうしたらよいのでしょうか?」
「さらにそれで失敗したら、(repeat)」
とやるわけです。これでは、誰もまともに取り合ってくれなくなります。


とにかくその新人さんには、失敗を恐れずに、チャレンジする行動力を身に付けて欲しいと思います。失敗しても(そこそこ)許されるのが、新人の特権だし、別にそれによって身ぐるみ剥がされるわけでもないしね。


ちなみに、この新人さん、某大学院を修了されています。ちょっと興味があったので、研究について聞いてみたのですが、「あまりいっしょうけんめいやってません」、「せんせいに、やり方を教えてもらいました」みたいな、よくそれで修了できたな、しかもこの就職氷河期によく就職もできたものだなと、不思議に思えてなりません。こうなったら、採用担当を小一時間とっちめ。。。いやいや、採用については、わたしには分からない、彼の将来性を感じてのことなのでしょう。そう願いたい(愚痴)