おっぱいバレーにみる部活動の意義

ワールドカップサッカーでまさかの(!)日本快勝、盛り上がってきましたね。


そんな中、なにかの映画の予告で気になっていた綾瀬はるか主演「おっぱいバレー」をレンタルして観てみました(^^)
http://wwws.warnerbros.co.jp/opv/


ふざけたタイトルと予告編の内容から、正直なところ、100%コメディー映画としてとらえていたのですが、実際はそんなことはなく、自分の中学、高専時代の部活動の経験とオーバーラップして、さいごはかなり熱くなって観ていました。


ネタバレですが、あらすじは、綾瀬はるか扮する臨時の国語教師が弱小男子バレー部の顧問となり、県大会一勝のご褒美に「おっぱいを見せる」約束をして、戸惑いながらも、部員と一致団結して部活動に取り組んでいくというスポ根(?)ものです。最終的に、約束が学校にばれて問題になってしまうのですが、それについて謝る教師に対して、部員の父親である仲村トオルが「動機は何でもよいんです。それをきっかけに努力するすばらしさを体験できたんだから」という言葉がとても印象的でした。


今でこそわたしも、ほとんど運動しなくなりましたが、高専時代は運動部の主将をつとめるぐらい部活に励んでいました。一生懸命やったにも関わらず、地区の学生リーグ、高専大会も結果はふるいませんでしたが、皆と一緒に目標を掲げて努力した経験は、今の自分を支える礎となっています。高専の学生生活は、5年間と長いです。社会人になると、5年もの時間を割いて、一生懸命に何かに打ち込めるという機会は少ないものです。後輩たちには、惰性でゲームなどばかりせずに、運動に限らず、卒業研究、ロボコン、プロコンであったり、軽音楽だったり、バイト(これはやりすぎてはダメか)であったりしてもよいから、何かに一生懸命に打ち込んで欲しいと思います。


わたしが今、社会に出て役立っていると感じるのは、高専で得た知識や技術だけではなく、部活動で養った基礎体力、精神力であったり、コミュニケーション能力だからです。


いま考えると、顧問の先生は授業や研究の傍ら、休み返上でたいへんだったと思います。現役時代は、そのありがたみも分からず、当たり前のようにおんぶにだっこでした。顧問の先生方には、部活動の意義をご理解頂き、引き続き後輩たちのご指導をお願いしたい気持ちでおっぱいです(←これが言いたくてここまで引っ張ってたり:-)


もちろん映画はおすすめなので、ぜひ一度ご覧ください。